一時期、
ファイナンシャルプランナー=保険屋さん
と思われていた時もありました。
お金の相談を受け、
それにたいして、提案をする、
ファイナンシャルプランナーにとって、
家計の無駄を排除するために、
見直す項目のひとつに、
「保険」を対象にすることは、
いまでもトップクラスの位置づけであると、
私は、思っています。
そこで今回は、今一度、
なぜ保険に加入するのか、
保険に加入する、
その効用について、冷静に考えてみました。
---------------------------------------------------------------
保険商品は、保障貯蓄機能を兼ね備えた金融商品
---------------------------------------------------------------
保険商品と言っても様々です。
・生命保険
・医療保険
・火災保険
・地震保険
・自動車保険
まずは、どなたでもご存知な、
5つの保険を書き出しました。
他にも、多種多様な保険商品があります。
また、例えば、生命保険を例にしても、
各保険会社、
その用途に応じた様々な商品を販売しています。
私が、個人初回相談時に、
加入中の保険に話しがおよぶと、
「ある人に勧められたから、
お守り代わりにはいっとるがね」
と言われる方がみえます。
こういう方のなかには、
ご自身が加入してみえる保険商品の内容を知らないで加入し、
長年に渡り保険料を定期的に、
保険会社に支払ってみえる方がみえます。
その保険商品の内容は、
その方に、適したものか、見直した方がよいのかは、
ファイナンシャルプランナーの業務のひとつとなるわけです。
このような方に、
保険商品は、
保障と貯蓄を兼ね備えた金融商品とお話しをすると、
「そんなことちっとも知らなんだ」
なんぞの時に、少しでもお金がもらえればいいと思っていた」
ともお話しをいただくことがあります。
-----------------------------------------------------------------
保険の契約内容は重い
-----------------------------------------------------------------
保険商品に加入して、
保険会社からお金がもらえる時、
その時、
良い気分でもらえることは、
ほとんどありません。
保険商品の対象となる方(被保険者)が、
亡くなった時の死亡保険金は、
契約者が指定した受取人や法定相続人などに、
被保険者が入院した時の入院給付金は、
通常、入院をした被保険者に、
また、火災保険や自動車保険でも、
誰かが、また物が傷ついたり亡くなったりした時に、
効力が発揮されるものです。
言い換えれば、保険で契約している内容は、
それぞれの人生において重いものです。
---------------------------------------------------------------------
保険に加入していたからこそのこと
---------------------------------------------------------------------
言い換えれば、
保険に加入していたからこそ、
保険会社から保険金を受け取ることができます。
その保険金を、
残された遺族の生活費に使う。
火災の場合は、家屋の再建に使う。
自動車事故を起こしてしまった場合、
被害者の回復などの費用に使う。
法人で保険に加入し、社員の福利厚生や節税に使う。
また、子どもの教育資金に、
保険商品のうち貯蓄の機能が高い商品を、
利用することができます。
老後の生活費を形成するために、
保険商品を利用することも可能です。
お守り代わりに保険に加入していた方に、
このようなお話しをすると、
保険商品を「価値」を見直していただけるようです!
------------------------------------------------------------
保険に入っていて本当に良かったのか
------------------------------------------------------------
何らかの理由で、
保険会社から保険金を受ける時、
保険のありがたみや
保険商品に加入しておく大切さが、
わかる時かもしれません。
しかし、
保険商品すべてについて、一概には言えませんが、
例えば、医療保険で、
入院給付金を受け取った時、
病気も全快し、
入院費用のほとんどまたはそれ以上の額を、
保険会社から給付を受ければ、
ほっとすることは出来るでしょう。
でも、保険会社から給付された額は、
保険会社に、
今までに支払ってきた額の何%にあたるのでしょう?
各保険会社の商品ごとに、
約款で確認をしないといけませんが、
もし、同じ病気で再入院や手術を、
しなければならなくなった場合、
単純にその再入院した日数分、再手術分、
給付を受けることができますか?
言い換えれば、
必ずしも、保険商品に加入しなくても、
毎月、積立預貯金をして、
入院費用などは、必要な分だけ取り崩せば、
賄えた額であったかもしれないのです。
「保険に入っておいてよかった!」
一時的な感情ではなく、
本当に思った時に言える言葉です。
*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:
■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ
*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:
保険商品の多くは、
本当に奥の深い商品です。
ご加入は、慎重に!!!
*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:
■編集後記
*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:
人生の添乗員(R)が、旅行の添乗員のころ、
知らず知らずに、
旅行傷害保険に加入している場合もあります。
クレジットカードに付加されている。
自動車保険に特約として付いている。
旅行社や航空会社が加入している。
状況によって、異なりますが、
もし、航空会社に預けた荷物が破損してターンテーブルから出てきた場合、
通常は、その航空会社が保障してくれます。
しかし、その場で、手続きをするのに時間がかかったり、
保障される金額に問題がある場合もあります。
また、
ご自身で旅行傷害保険に加入した場合、
新品のスーツケースが、
購入できるくらいの保障が可能な場合もあります。
本当に、保険は奥が深いです。
住所:467-0823
名古屋市瑞穂区津賀田町
2-86
電話:052-841-7830
FAX:052-841-7830
業務時間
月曜日から金曜日
10:00-18:00
(時間外と土日祝祭日は予約制)
お問い合わせファーム
あなたとお金とのこれからのつきあい方が、5つ質問に答えるだけ!8秒でわかります。興味のある方は、(ここをクリック)して診断してみてください!
お蔭さまで、タイトルの「頭金ゼロ」はもとより、マイホームの購入から生涯の付き合い方がわかると好評を得ています!
コメントをお書きください