*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: ■ 今週のテーマ ズバリ!夫婦の収入を合算して老後を迎える *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: 先回は、 「家計はどのようにまとめ、どこまで公表したらいいのか」 というテーマで、 相談者が、ファイナンシャルプランナーに相談をする時、 相談者とファイナンシャルプランナーの間に、 信頼関係が出来ていないと、 相談者に最適な提案が出来ないこと。 と同時に、 話しは、いささか横道にそれた感はありましたが、 ご夫婦の間でも、 お互いの資産を開示した方が老後の生活はスムーズに過ごせる。 というお話しをいたしました。 読書の方から、 このご夫婦の間の資産の開示について、 「相続税がかかる程のお金を持っているわけでもないので、 教える必要はないのでは?」 「逝ってしまった後は、相手へのプレゼントではいけないのか?」 と、質問をいただきました。 そこで、今回は、 夫婦の間で、 お互いの資産を開示することを考えてみます。 ----------------------------------------------------------------- 年金暮らしは、夫婦の年金で生活をする ----------------------------------------------------------------- 現役の時代は、 先回も少しお話しをいたしましたが、 ご夫婦とも働いている場合、 当然のことですが、 給与は、それぞれの銀行口座に振り込まれます。 そして、 それぞれの口座で、 生活費や将来の蓄えなど、 家計や家族に必要な分だけ お互いの口座から引き出し、 残った分は、 それぞれで運用がされること、 言い換えれば、 ご自身の口座は自己管理がされるなど、 様々なケースがありますが、 私のクライアントの方々のお話しでは多いようです。 一方、退職後は、 年金とそれまでの蓄えを取り崩しながら、 生活をするのが一般的です。 いくら退職間際の年齢になり、 昇給が停止した会社に勤めてみえたとしても、 年金受給額よりも給与は多いはずです。 現在現役の方は、この傾向はますます高くなるでしょう。 つまり、 退職後も、いままでのような生活を続けるためには、 どうすればよいか? 今までの生活費-年金受給額=差額 この「差額」を何で埋めるかを、 考えておく必要があるということです。 この答えは、 退職後までに、 多種多様な方法はありますが、 蓄えをしておくことです。 なお、 ここでお話しをしている「年金」とは、 いわゆる公的年金のことです。 国民年金、厚生年金、 今後、厚生年金と同じになる共済年金のことです。 そして、「年金額」とは、 夫、妻、個々の年金額ではなく、 ご夫婦で受け取る、合算の年額です。 ------------------------------------------------------------ 来たる老後に備える ------------------------------------------------------------ ここまでお話しをすれば、 もう、賢明な皆さまはおわかりでしょう! 退職してから、 「あなたの年金、いくらもらえるの?」 では、既に、時遅しなのです。 少なくとも40代には、 給与や事業収入と年金額が、 おおよそでも把握ができる時になったら、 退職後の生活を考えて、 夫婦がお互いの収入を開示し、 家計の収支の窓口を一本化し、 資産の形成の実行と見直しを定期的に繰り返して、 来たる、老後に備えることが最善でしょう。 ----------------------------------------------------------- 本当に生活できるの ----------------------------------------------------------- ここまでのお話しは、 私のクライアントの方にもよくお話しをすることです。 20、30代の方々には、 受け入れてもらえて、 「結婚以来はじめて、給与明細をみせてもらった」 と、ほほえましいお話しを伺うこともあります。 ご注意をいただきたいのは、 50代以降の方で、 頑(かたく)なに、お互いの収入を開示することを嫌う方です。 確かに、ご夫婦で長年勤めてみえれば、 ご夫婦での、年金受給額は相当な水準になるでしょう。 でも、このままでいいのでしょうか? 退職後も、ご夫婦で生活をしている時は、 良いかもしれませんが、 自然の摂理として、 どちらかが先に逝かれます。 その後の生活は大丈夫でしょうか? そうなったら、 「私は、〇〇〇するから大丈夫」 と、いわれる方もみえます。 本当に、 計画通り〇○○出来るのでしょうか? ここは、確認しておく必要があるでしょう。 (編集後記につづく) *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: ■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: 夫婦で話し合う将来のこと 老後の生活費の工面も入れておいてくださいね
*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: ■編集後記 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: 人生の添乗員(R)が、旅行の添乗員のころ、 パッケージ旅行の添乗員をすると、 定年退職を記念して、 ご夫婦で旅行に参加する方も多くみえます。 「これからは、財布のひもを締めなければいけない」 ご主人の発言です。 奥様は、あまりお金の話はしません。 内に秘めたものをお持ちなのでしょう。 また、パッケージ旅行に参加される方には、 女性熟年のグループの参加も多いですね。 男性のグループは、 団体旅行ではなく、自家用車やレンターカーを借りて、 旅行されることもあるのでしょう。 歳を重ねると、 少し難しく言うと、 ご夫婦でもお互いの価値観で、 妥協できるところとできないところができ、 単独で、または気の合った仲間同士で、 行動されることも多くなるでしょう。 ただ、現役との違いは、 お金の出所が、 ひとつのさいふからになる家庭も多くなります。 現役と老後のギャップ。 うまく対応できないと、 また、お互いに経済力があるご夫婦ほど、 大変なことになりかねません!?
住所:467-0823
名古屋市瑞穂区津賀田町
2-86
電話:052-841-7830
FAX:052-841-7830
業務時間
月曜日から金曜日
10:00-18:00
(時間外と土日祝祭日は予約制)
お問い合わせファーム
あなたとお金とのこれからのつきあい方が、5つ質問に答えるだけ!8秒でわかります。興味のある方は、(ここをクリック)して診断してみてください!
お蔭さまで、タイトルの「頭金ゼロ」はもとより、マイホームの購入から生涯の付き合い方がわかると好評を得ています!
コメントをお書きください